気分はダージリン?カモミール?それともアールグレイ?
喫茶店やコーヒーショップ、あるいはファミリーレストランで
非常に高い割合で遭遇するのが
ダージリン or カモミール どっちにする問題
いつもすんなりとイメージできないクワントです。
特に、オーダーをパッと訊かれたときなどには
どっちがどっちか、すぐにはイメージできなくて…
「じゃあ…今日はカモミールで」 なんて
考えてるふりしてるけど語感だけで決めてます。
今日こそ、この紅茶の二大巨塔をきちんと押さえて
気分にあった紅茶を選べるようにお勉強したいなと。
ダージリンとは
※以下、お茶百科「ダージリン」より参照、引用
水色は薄いながらも格別な香りをもち、世界三大紅茶のひとつとされる。
(他ふたつはウバとキーマン)
生産期は3月~11月まで。セカンドフラッシュ(二番摘み)の5~6月に
とれる茶葉は最高級品。その香りは「マスカット・フレーバー」
(マスカットぶどうを口に含んだような香り)と称されている。
<香り>
爽やか。
三井農林の「紅茶キャラクターホイール」の表現によると
ファーストフラッシュ…若草・スズラン・青りんご
セカンドフラッシュ…マスカット・もも・はちみつ
<色味>
赤みの薄いオレンジ色
<適した飲み方>
ストレート
カモミールとは
※以下、ハーブのちから「カモミールの効能・効果」より参照、引用
キク科の植物で、薬効がありハーブとして広く利用されている。
<香り>
リンゴのようなやさしい香り
<効能>
皮膚をさまざまな刺激から守る。貧血や冷え性を改善する。
花粉症や鼻づまりの症状が軽くなる。
心身をリラックスさせる効果がある。
<色味>
黄金色
<適した飲み方>
ミルクティー(安眠効果が増す組み合わせ)
シナモンジンジャーティー
[おまけ]アールグレイとは
主にセイロン茶や中国茶をベースとし、ベルガモットオレンジによる
香りづけをされたフレーバーティ。味や濃さなどを左右する
ベースの茶葉に規定がないので、メーカーによる味のばらつきが大きい。
<香り>
柑橘系
<適した飲み方>
ストレートかミルクティー
香りが強いので水出しのアイスティーもよい
■ ■ ■
調べてみると、そもそも紅茶といえばの王道「ダージリン」と
ハーブティーの一種「カモミール」を並べること自体が
ボクサーとプロレスラーを比べるようなもので
非常にはずかしい感じになりました。。
しかし、おかげでハッキリとつかめた気がします。
- れっきとした「紅茶」が飲みたいときにはダージリン
- リラックスしたいときにはカモミール。鼻どおりがすっとするので食後や就寝前などに楽しむのがよい
- お菓子と一緒にいただくならダージリンかアールグレイ
- アールグレイはベースの茶葉により味が全然ちがうので注意
それにしても、アールグレイの味にバラつきがあるっていうことは
知れて良かった気がします。なんとなく渋みがつよくて苦手な
イメージがありましたけど、それはたまたまで、きっと好みの味わいの
メーカー品もあるんでしょうね!いろいろ試してみたいです。