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どうということもない疑問を解消していく

秋刀魚定食の○○と○○は食べ合わせが悪い!?

夕方になると、ご近所さんの台所からおいしそうな香りが漂ってきて

ほっこりとするクワントです。

 

秋の味覚、焼き魚。肉より魚が好きなクワントは、

大戸屋さんの さばの炭火焼き定食や、

やよい軒さんの サバの塩焼き定食に目がありません。

 

ぼちぼちサンマも旬かな~と、適当なネットスーパーを覗いてみたら

サンマが1尾158円~でした。七輪で焼いて食べたい!!

 

そこでふと、気になったのが

悪い食べ合わせ」について。

 

調べてみたら、食卓によくありがちな組み合わせに

とんだ罠が潜んでいました。

 

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焼き魚+漬物⇒発がん性物質!?

この根拠として挙げられているのは、発がん性物質「ニトロソアミン」の生成。

肉・魚に多く含まれる「アミン」と「亜硝酸ナトリウム」が人体の胃内で

存在すると結合し、「ニトロソアミン」が生成されます。

※参照…ニトロソアミン:一口メモ(森の里ホームズ)

 

ちなみに、アミンを多く含む食品として挙げられるのは

ソーセージ・たらこ・いくら 等。

これらの食品も、漬け物とともに食卓に並ぶことは考えうるものです。

(ソーセージは有害!って一部で騒がれている根拠もコレっぽい)

 

秋刀魚の場合、加熱することで「ジメチルアミン」という2級アミンが生成され

「ニトロソアミン」の生成リスクが高まります。

 

じゃあ、漬け物を一緒に食べなければいいの?っていう話になりそうですが… 

亜硝酸ナトリウム硝酸塩は生物の常在成分として5~10ppm程度存在する(同上より引用)

とのことなので、漬け物などの「亜硝酸ナトリウム」を多く含む食品との

同時摂取によりリスクが高まる、ということで、

食べなきゃ安心ということではないです。

 

対策としては、

ビタミンCを一緒に摂ることで生成を抑制できるそうなので、

サンマにレモンをかけるなどすれば大丈夫(「食べ合わせが悪い組み合わせ22選 より引用」)

って書いてありました。

科学的根拠はまだ調べていません。まぁ気休めにレモン汁かけて食べましょう。

 

焼き魚に漬け物の組み合わせは、定食に必ずといっていいほど付きますが

「身体にいい合理的な食い合わせではない」っていうことですね~。

 

 

焼き魚+大根おろしもNG!?

上項に関連して、なんと大根おろしにも「亜硝酸ナトリウム」が含まれ、

焼き魚との食い合わせで「ニトロソアミン」の生成が高まるそうです…。

 

それに加えて大根に含まれる「リジンインヒビター」は、

必須アミノ酸「リジン」を阻害し、体内への吸収を妨げてしまいます。

(「食べ合わせを意識したい食品~栄養素を無駄にしてしまう組み合わせ」クミタスより引用)

 

なんというか…食感、風味としては黄金のタッグなのに、

栄養学的に見ると、なんとも残念な食べ合わせだったんですね…

 

■ ■ ■

 

この他にも、栄養学的に”よろしくない”とされている食べ合わせを見ると

案外、食卓によくある組み合わせが非常に多くて!

 

結局、今回の「亜硝酸ナトリウム」に関しても、実は微量ながら体内にある物質

ということですし、あまりビンカンになってもいけないのかなーと。

 

これまで焼き魚定食に添えられていたかぼすなどの柑橘類を無視していたけど

これからは彼らのサポートを存分に享受しようと思えたことが

今回、最大の収穫といえそうです。