「ジョンのエイムまじヤベーわ。神だわ」
初めまして。クワントと申します。女です。
今はわけあって海外にいますが、生粋の日本人です。
日々を自堕落に過ごすより、勉強したほうがいいとようやく気づきまして
情報収集と雑学知識の向上のために、開設しました。
ずいぶんと偏った内容になりそうですが、よろしくお願いします。
さて、記念すべきひとつめのQuestionですが
Photo: 대한민국 국군 Republic of Korea Armed Forces
Aim力(エイムりょく)って何ですか
というテーマにしました。
そのきっかけというのが、大好きな
兄者弟者さん(2BRO.)のゲームプレイ動画から。
『レインボーシックスシージ』というPS4作品のプレイ動画のなかでも
特にお気に入りの一本から…
#34【FPS】GESU4の「レインボーシックス シージ」【2BRO.】
この動画の4分30秒くらいからの
あえなくテロハントミッションに全滅した2BROの皆さんの会話では…
兄者さん「いいですか、特殊部隊ならあーいう時に迷わず3発ずつとかにして
頭だけを狙い撃つんですね」
おついちさん「無理だ!そんなエイム力あるかぁ!!」
と返すシーンがあります。
これに限らず、よくガンシューティングアクション系のゲーム動画で
「エイム力(りょく)」という単語が出てくることがあって、
日常では聴きなれない言葉なので、ちょっと調べてみます。
エイム力(りょく)とは?
まずは語源となった英単語をチェックしてみます。
aim [語源は「教える」]
- [aim at A/for A/at doing] A[…すること]を目指す,目標とする
- <人が>《標的を》狙う《at,for》
※名詞として
(ウィズダム英和辞典 第3版より抜粋)
- [単数形で]《…への》(銃などの)狙い,照準,的《at》
- [one's ~]的に当てる腕前
どうやら「aim」という単語自体に、名詞形があるのですが
ガンシューティングゲームなどで「狙った場所を正確・的確に撃ち抜く」ことを
動名詞「aiming」から転じて「エイミング」「エイム力」などと呼称してる模様。
成り立ちから考えて、わざわざ「~力(りょく)」っていう必要はないし、
「エイム力」―こうして字にしてしまうと、カナの「カ」のようにも
読めてしまうのが玉にきずですね。
いわゆる典型的な、和製英語の一例ってやつでしょうか。
今後は、
「ジョンのエイムまじヤベーわ。神だわ」
など、「力(りょく)」を外しての語彙利用が増えるといいなぁと思う
そんなクワントでした。 ごきげんよう。